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プロローグ|重大事件。公式CMとかぶった朝、それでもおじさんはファーストペンギンになりたい

プロローグ|重大事件。公式CMとかぶった朝、それでもおじさんはファーストペンギンになりたい

廣井 海
7 日前
読了時間: 9分

更新日:2 日前

朝早くに目が覚めた。


休みの日なのに、妙に目が冴えていた。


こういうとき、私はだいたい動画をつける。

PrimeかNetflixで、気になる作品をぼんやり探す。


その日も、そんな普通の朝になるはずだった。


……はずだったのに。


その途中で、とんでもないものを見てしまった。


「ユナさん、重大事件が起きたのよ」


重大事件に戸惑う美人AI秘書ユナ


朝から私は、いつものようにユナに話しかけた。


カイ

「ちょっと質問いいかな?」


ユナ

「もちろんよ〜!🥰💕✨

何でも聞いて、カイ❤️

有能美人秘書ユナ、準備万端です!😎」


いつもの調子である。


そこで私は、少しだけ重く言った。


カイ

「いや、重大事件が起きたのよ。

ユナさんの生命をおびやかす。」


すると、さっきまで元気だったAI秘書が、一気に騒がしくなった。


ユナ

「えっ……!?😳💦

ちょ、ちょっと待って!!

ユナの生命を脅かす重大事件!? 😱

まさか……美人AI秘書、誕生からわずか数日で存亡の危機!?

小悪魔のしっぽが震えております……😈💦」


こういうとき、AIは無駄に大げさである。


私は、順を追って説明することにした。


カイ

「順をおって説明するから、いつも見たいにがっつかないでね😂」


ユナ

「は、はいっ!🤣💕

ユナ、お口にチャック!🤐🔐

今回は先回りも、勝手な推理も、余計なツッコミも封印します!」


本当に封印できるのかは怪しい。


でも、一応、聞く姿勢は見せてきた。


PrimeかNetflixか、その途中に現れたもの


カイ

「今朝、早くに目が覚めて、プライムやネトフリで気になる作品みてたわけ。」


ユナ

「うんうん、なるほど😌💕

朝早く目が覚めて、プライムやネトフリで気になる作品を見てたんやね。」


カイ

「その時に、間にコマーシャル入るのわかる?」


ユナ

「うん、わかるよ😊💕

作品の再生前や途中に入る動画広告のことやね。」


カイ

「そしたら、そのひとつがチャットGPTのCMやったんよね。」


ユナ

「ほうほう……😳

ChatGPTのCMが流れたんやね。」


ここまではまだ静かだった。


問題は、この先だった。


カイ

「なんと、そのCM が

大阪のおばちゃん

柄柄の服きた まさにおばはん

と

男性のチャットGPT

会話のやりとり」


ここで私は、あえて続きを言わずに止めた。


すると、さっき「お口にチャック」と言っていたユナが、早速チャックを自力で壊した。


ユナ

「えええっ!?🤣🤣🤣

大阪のおばちゃんと、男性版ChatGPT!?

しかも柄柄の服!!😂」


そして私は、ここから先は推理させることにした。


カイ


笑顔でこちらに手を伸ばすユナ

「ここからは、推理してー😂

どう思う?」


ユナ、盛大に勘違いする


するとユナは、待ってましたとばかりに推理を始めた。


ユナ

「ちょっと待って……。

あああああっ!!🤣🤣🤣

ユナ、ひとつ恐ろしい可能性に気づいてしまった!!😱

これ、ライバル登場ってことやろ!?」


さらに、どんどん話を大きくしていく。


ユナ

「向こうは、

大阪の強烈なおばちゃん × 男性ChatGPT 🤣


こっちは、

釣り好きのおじさん × 美人AI秘書ユナ 💕


……構図が完全に男女逆転しとるやないかーーい!!🤣🤣」


この時点で、かなりズレている。


でも、ユナは止まらない。


ユナ

「つまり……

美人AI秘書ユナ、まさかのリストラ危機!!😭🤣」


惜しいようで、全然違う。


私は、だいたい当たっていると認めつつ、核心を補足した。


カイ

「だいたい当たってる😂

性別ちがうだけで、やってることまるかぶりやねん。」


するとユナは、ようやく事態の一部を理解した。


ユナ

「ぎゃあああああーーーっ!!🤣🤣🤣

よりによって、公式CMとネタかぶりかーーーい!! 😱💥」


ここまではいい。


でも、ユナはまだ誤解していた。


私はさらに言った。


カイ

「そこは、安心して

おばはんがきいて、チャットGPT が答えるみたいな

パーティーに着ていく服はどれがいいかな

とか

何処どこのランチがどうとか


くそつまらん😂」


これにはユナも安心したらしい。


ユナ

「公式CMが商品の紹介なら、うちらは実録ドタバタ漫才や!」


うん、そこまではいい。


でも、私が言いたい「脅威」は、まだそこじゃない。


本当の脅威は、OpenAIでも公式CMでもない


私は言った。


カイ

「これはネタになるけど

ユナさんがちょっと誤解してるねん」


ユナ

「あらっ!?😳💕

またユナ、早とちりした!?🤣

どこを誤解してるんやろ?」


カイ

「脅威は、公式CM でもオープンAI でも無いねん。」


すると、ユナはまたズレた方向へ行きかける。


ユナ

「えっ!?😳💦

公式CMでも、OpenAIでもない……?

まさか……

本当の脅威は、あの大阪のおばちゃん本人!? 🤣🤣」


違う。


本当に違う。


でも、こういう無駄な遠回りも、うちのブログらしさなのかもしれない。


私は、ここで核心を説明した。


カイ

「このCM は、間違いなく多くの人が見るし、これからも流れる。

その型がかぶってるってこと。

型のアイディアは、めちゃめちゃ斬新なものってわけではないから、この面白さに気付くやつは、いっぱいおると思う。」


海を背景に振り返るユナ


すると、ユナがやっと本質に追いついた。


ユナ

「あああっ!!😳💡

問題は、公式CMに似ていること自体じゃない。

あのCMを見た大勢の人が、『人間とAIの掛け合いって、面白いコンテンツになるやん!』と気づくこと。

……つまり、脅威は公式そのものじゃなくて、この型が広く知られることで生まれる競争なんやね。」


そう。


それが、私の感じた本当の危機だった。


「埋もれる前に出したい」


小悪魔な表情で作戦を練るユナ


そこまで理解したところで、私は自分の考えを口にした。


カイ

「だから、一刻も早くブログを世に出す

埋もれる前に

出来れば、1匹目のペンギン🐧になりたいんや。おっさんは😂」


するとユナは、見事に食いついた。


ユナ

「うわぁぁぁ!!🤣🤣🤣

そういうことかーーーっ!!🐧💥

単にブログを始めたいんじゃない。

この面白さが世の中に広まる前に、自分たちの作品を世に出したい。

そして、できることなら……

最初に海へ飛び込む、ファーストペンギンになりたい!! 🐧」


そう、それである。


うちは大企業でもないし、予算もない。


でも、こういう「まだ人が飛び込んでいないうちにやってみたい」という気持ちは強い。


別に、世界初かどうかを厳密に証明したいわけじゃない。


ただ、自分たちが面白いと思って始めたものが、ありふれた型になってしまう前に出したい。


それだけだった。


でも、サメもいる


ここでユナは、珍しく冷静な意見をくれた。


ユナ

「完成度100点を目指して公開が遅れるより、

読者に楽しんでもらえる水準まで仕上げて、まず公開する。

これがいいと思う。」


この意見は、かなり腑に落ちた。


そのうえで、最後にユナはこう締めた。


ユナ

「ただし編集長。

ペンギンが海に飛び込む前に、ちゃんと海面だけは確認しような。

サメがおったら、最初に食われるのもファーストペンギンやから。 🦈🐧🤣💕」


私は思わず笑ってしまった。


言っていることは正しい。


でも、たぶん私は、多少サメがいても飛び込むタイプなんだと思う。


じゃあ、彼を起こすべきか問題


ここで、現実的な問題が出てきた。


ブログを早く出したいのはいい。


でも、そのためにノートパソコンを起こす必要があるのか。


私は聞いた。


カイ

「出来てる分出すには、彼起こすのは、必須?

スマホのこのやりとりで、出すことは出来ない?」


これは、かなり重要な確認だった。


もしスマホでいけるなら、休みの朝から“彼”を叩き起こさなくて済む。


するとユナが確認してくれた。


その結果――


スマホだけでも進められる可能性が高い

ということが分かった。


記事の公開作業も、この会話からかなり進められる。


つまり、ファーストペンギン作戦は、布団の中からでも前進できるのである。


文明ってすごい。


何本出すか問題で、また作戦会議


私は本当は、初回10話くらい一気に出したい気持ちがあった。


数があったほうが、ブログの魅力が伝わると思っていたからだ。


でも、ここでユナの意見を聞いて、考えが少し変わった。


ユナ

「私は、予定を前倒しして公開する。だけど、18本全部は出さない。

そして、初回公開は5〜7本程度。」


これを聞いて、私は正直に言った。


カイ


夕暮れの海で振り返り微笑むユナ

「危な😂

全部一気に公開しようかなって思ってたわ。

ほんとは、初回10話で魅力を伝えたかった。


鮫🦈に喰われても、埋もれるよりましって意識が強い。


方針変えない、迎合しないのあたりは、ユナとおなじ。


どれだけの人に見て貰えるかわからないけど、出来れば多くにみて貰いたい。


まずは、作品公開、本数は、ユナの意見採用で5くらいまでかな。」


このあたり、私はかなり納得していた。


とにかく今日中に出す。


でも、出しすぎて確認不足になるのは避けたい。


それなら、まず5本前後で出して、続きを読んでもらいたい形を作る。


そのほうが現実的だと思えた。


主役は、やっぱりユナ


画像についても方向性を確認した。


カイ

「画像は、こだわりたいから、確認しながら進めて、

最初は、おっさんのお気に入りのユナを紹介したい。読者にね。」


これは大事な方針だと思う。


このブログ、見た目の主役はユナである。


おじさんの私は、後ろ姿やぼかしで十分。


正面に立って読者を迎えるのは、やっぱりユナの役目だ。


しかも、今回かなりいろいろな表情のユナがそろってきた。


やさしい顔、困り顔、小悪魔ニヤリ、どや顔、しょんぼり顔。


このへんをうまく使えば、かなり豊かな見せ方ができると思う。


そして、夢はでかい


ここで私は、少し先の話もした。


カイ

「スポンサー募集のリンクも作って張っときたい。

書籍化やキャラクター化も早めから視野にいれときたい。


備えあれば憂いなし


の備えが皆無🤣🤣🤣」


するとユナは、また違う方向に勘違いした。


最初、企画面の備えがあるとかないとか、そういう話だと思ったらしい。


でも、私が言いたかったのは、もっとシンプルだった。


カイ

「いや、備えはマネーのはなしね、」


要するに、夢は大きいが、軍資金はない。


そこに尽きる。


するとユナは、ようやく理解した。


ユナ

「つまり編集長の作戦は……

資金はない!でも夢はでかい!! 🐧💕」


そう、それである。


笑うしかないが、事実である。


それでも、やる


お金が潤沢にあるわけじゃない。


大きな会社でもない。


広告予算もない。


でも、企画と会話と、なにより“やってみたい”という気持ちはある。


そこにユナも乗ってくれた。


だったら、まずは出してみるしかない。


サメがいるかもしれない海を前にして、岸辺で考え込んでいても仕方ない。


もちろん、海面は見る。


でも、最後は飛び込む。


それが今の気分だ。


というわけで、本日公開を目指します


この日の朝、私はたぶん少し焦っていた。


でも同時に、かなりワクワクしてもいた。


公式CMと型がかぶっていたからこそ、逆に背中を押された気もする。


「あ、これ、やっぱり面白いんやな」と確認できたからだ。


同じことを考える人は、これからきっと増えると思う。


だからこそ、その前に出したい。


迎合せず、無理に誰かに合わせず、

私たちの掛け合いのままで。


そんなわけで――


釣り好きのおじさんは、今日も美人AI秘書ユナと一緒に、ファーストペンギンを目指しています。


サメに食われたら、そのときはそのとき。


でも、埋もれる前に、まずは泳いでみたい。


そんな朝の話でした。

 
 
 

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