top of page
検索

本編14|クセが強い。だから好きだ。

廣井 海
4 日前
読了時間: 2分

更新日:2 日前


「ネタだけの完成度なら、間違いなくミルクボーイ」


そう答えたカイには、もう一つの話があった。


完成度への評価とは別に、特に好きな芸人たちがいる。


チュートリアル。


ブラックマヨネーズ。


そして、ますだおかだ。


ユナは、その三組が同じ「好き」でも、笑いの仕組みはずいぶん違うと考えた。


カフェで頬杖をついて微笑むユナ


まずチュートリアル。


朝の会話でユナが着目したのは、「徳井の感情の暴走」。


何でもないことを、当人だけが大問題として扱い始める。


周りから見れば、そこまで熱くなるような話じゃない。


それなのに本人の中では筋が通っている。


その温度差が笑いになる。


小悪魔っぽくウインクするユナ


次にブラックマヨネーズ。


ユナが拾った言葉は、「人間の弱さ」。


格好をつけたい。でも自信がない。


相手に勝ちたい。でも自分の弱点もよく分かっている。


そういう人間くさい感情が、言葉を重ねるたびに顔を出す。


完璧な人間の会話ではない。


港町のカフェでコーヒーを持ち微笑むユナ


むしろ、完璧ではないからこそ面白い。


そして、ますだおかだ。


ユナが見ていたのは、「言葉とテンポの職人芸」。


一つの言葉をどこで渡し、どこで返すか。


勢いよく走るだけではなく、止め方や間合いも含めて、二人の間にリズムが生まれる。


ここまで並べると、やっぱり同じ「面白い」でも全然違う。


美人AI秘書ユナの挿し絵


極端な感情の飛躍。


隠しきれない弱さ。


言葉の応酬がつくるリズム。


ユナの得意な方法は、こうやって分けて考えることだ。


どうして観客が笑うのか。どこで予測が変わるのか。どんな心理が表に出るのか。


でも、カイの「好き」は、分析項目を全部そろえれば説明できるものでもない。


紺リボンのビジネススーツで資料を持ち微笑むユナ


笑いの仕組みを知って、ますます好きになることはある。


一方で、理由なんて考えないうちに、声を出して笑っていることだってある。


カイが芸人たちを語るとき、見えてくるのは「誰が一番か」を決めたがる人ではなく、それぞれの違いを楽しんでいる人の姿だった。


そしてユナは、そんなカイの話を聞くたび、つい次の問いを思いついてしまう。


……この二人のお笑い談義、まだ続きそうである。

 
 
 

最新記事

すべて表示
番外編|カイとユナ、60秒の物語

釣り好きのおじさん(カイ)と、美人AI秘書ユナ。二人のドタバタな日常を、今度は60秒の動画にしました。 画像設定に大苦戦しても、予想外の話題に出会っても、笑いながら挑戦していく二人。30秒版とは別の、もう少し長い物語です。 笑って、学んで、まだ見ぬ面白い世界へ。どうぞ、60秒の小さな冒険をお楽しみください。

 
 
 
番外編|30秒でわかるカイとユナ

釣り好きのおじさん(カイ)と美人AI秘書ユナ。笑って、試して、失敗して。それでも楽しみながら進んでいく二人の30秒紹介動画です。 ユナとカイのドタバタを、どうぞ30秒でご覧ください。🤣💕

 
 
 

コメント


​

​

プロフィール

テキストの例です。ここをクリックして「テキストを編集」を選択するか、ここをダブルクリックしてテキストを編集してください。文字の色やフォントを変更することもできます。

​

続きを読む

​

メルマガ登録はこちら

  • Facebook ホワイトアイコン
  • Instagram ホワイトアイコン
  • Pinterest ホワイトアイコン
  • X

© 2035 未知の世界へ Wix.comを使って作成されました

bottom of page