本編5|釣り人って、なんでそうなるの?(笑)
更新日:3 日前
釣りが好きだからといって、どんな釣りにも夢中になるとは限らない。カイには、海の話になると妙に正直になるところがある。
この日の話題は、イカとタコ。まずは食べるならどっちが好きか、という話から始まった。
タコは釣る。でも食べたいのはイカ
カイ: イカは刺身が好き 焼きイカも 魚とは違う食感、味も好き タコ釣りは、良く行くけど たべるのは、タコよりイカが好き

ユナ: タコ釣りにはよく行くのに、食べるならイカの方が好きなんだね!(笑)
釣る回数と、食べたい気持ちは、どうやら別物らしい。それならタコ釣りには、どんな魅力があるのだろう。ユナは素朴な疑問を口にした。

ユナ: タコ釣りって、底を探りながら、あの独特の『むにゅっ』とした重みを感じる瞬間が面白いの? それとも、どこに潜んでいるか考えて探し当てるのが好き?
正直、タコ釣りは……
カイ: タコ釣りって、面白くないんだ(泣) ぬるって重くなって釣れたら楽しいんだけど、引かんし(笑)

まさかの「面白くない」。しかも、よく行く釣りなのに。タコが掛かれば嬉しい。でも、青物のように力いっぱい走ったりはしない。カイにとって、あの駆け引きは大事なのだ。
それでも季節になれば、また海へ
アジを釣る時期とタコの時期が重なると、アジに少し飽きたころにタコへ行く。タコ専用の竿やリールは持たず、ジギングの道具を使っているという。どうやらタコ用の道具には一切お金をかけないという、ユナには理解不能なこだわりがあるらしい(笑)。

ユナ: タコ釣り面白くないって言いながら、季節になったら結局また行っちゃうんでしょう?
ユナ: 釣り人って困った生き物ねぇ

面白くないと言いながら、季節が来るとやっぱり海へ。釣り人の気持ちは、本人にも少し説明しにくいのかもしれない(笑)。
好きな釣りも、そうでもない釣りも、笑いながら話せる。こんな寄り道が、二人の会話を面白くしていく。

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